頭角を現す
2003年8月24日国立西洋美術館で『ドイツロマン主義の風景素描 ―ユリウス・シュノルの「風景画帳」、フリードリッヒ、コッホ、オリヴィエなど―』を見学する。皺の描き方・影のつけかた等々こういうものは勉強になる。夏休み中の子どもたちもたくさんいて、俺がじっくり絵を研究している横で何やらメモをさかんにとっていた。何を書いているかチラッと(胸チラの要領で)覗きこむと、絵のタイトルと作者の名前だけをびっしり書き込んで。それだけ書くと子どもたちは次の絵へと走っていった。俺の学童時代を振り返っても、日本の学校教育というものはそうすぐには変わらぬものと感じた次第。東京芸術大学美術館で『ヴィクトリアン・ヌード 19世紀英国のモラルと芸術』を見学。良い。何が良いって姿態が良い。姿態だけでもう絵のほとんどが決まってる。それは現在のグラビアにも通じる基本ってことなんだよ。Oh!ファンダメンタル。谷中は祭りだった。褌締めた屈強な男どもが真っ青な空を見上げて御輿を担いでいる。その流れを逆行して、全生庵で『三遊亭円朝の幽霊画コレクション』を拝観。皺の描き方・影の付け方、これでも学べるものである。ちっとも怖くなんかはないんだけど、寺の冷房が効きすぎていて鳥肌が立った。谷中は依然祭りだった。今夏最も暑い日、俺は祭りの囃子を遠くに聴いて、ビールを続けざまに飲み干した。超ウマカッター。
急に読みたくなったから、三島由起夫の『太陽と鉄』(中公文庫)を読む。昂揚感がたまらなく、読んだ俺は、なるほど向上するという仕組みになっておるんだな。ふむ、「私の遍歴時代」の三島先生は柔らかい。ベルリンの名門レーベル!K7のコンピレーション『!K7』はCD2枚DVD1枚計3枚組でこのお値段(2,300円くらいだっけレコファンで)、輸入盤業界の衝撃の名盤だった。嗚呼。
DVDで『はねるのとびら1』を観賞。これもお得だよね、俺TVで最初のほうは見てたけど、その後見てなかったから、初見のネタばかりだった。キングコング西野は当初から大物感あったけど、ロバート秋山ドランクドラゴン塚地インパルス板倉これらが頭角を現し、その角が鼻に付くほど伸びたっていうか、俺は時代に乗り遅れていた。
急に読みたくなったから、三島由起夫の『太陽と鉄』(中公文庫)を読む。昂揚感がたまらなく、読んだ俺は、なるほど向上するという仕組みになっておるんだな。ふむ、「私の遍歴時代」の三島先生は柔らかい。ベルリンの名門レーベル!K7のコンピレーション『!K7』はCD2枚DVD1枚計3枚組でこのお値段(2,300円くらいだっけレコファンで)、輸入盤業界の衝撃の名盤だった。嗚呼。
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