誰もいない
2003年7月22日都の西北ビジュアルアーツギャラリーで森山大道写真展『’71 NEW YORK』を観る。がらんとしてて誰もいないギャラリーに入った時、ルー・リードの「Andy’s Chest」が流れていた。それがまず良かったし、写真も新しくて良かった。森山のニューヨーク、コンクリート・ジャングルが髣髴として甦る思い。粗い白黒の少し白がまさった感じ、それが乾いた光と埃っぽさの情感を出す。ついでだからルー・リードを引き合いに出せば『LIVE』のジャケ写真に似た感じ、家に帰ってジャケ見たら全然似てない。トビアス・シュミット『HOORAY FOR EVERYTHING』はミニマルエレクトロ結構あたり目スルメ盤。TGカバーだけじゃなくまったり聴きたい。カート・ヴォネガット・ジュニア『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』(ハヤカワ文庫)を読む。厳かに読む。
コメント