毎日を夏休みとする
2003年7月20日The Soundsの『Living in America』はジャケがジ・アノモアノンみたいだけど、軽。最近、鬱々として楽しまず。というのも度重ねた欠勤と遅刻により、新入社員の俺はもう有給がほとんど残ってないということが判明したからで。ティルマンズの写真集『for when I’m weak I’m strong』買った。高かった。小松左京『さよならジュピター』(上・下 ケイブンシャ文庫)読む。四文字でまとめれば、荒唐無稽。好き。こないだ大学の時の先生と飲んだときも、だから俺ずっとなんか楽しくなくて。ぼやっとしてて。「あなたには、やすきよの血が流れてる」って言われても、「え?」って感じだったんだけど。かせきさいだあの『VERY BEST OF かせきさいだあ』聴き、狭い校庭でフリスビー放り投げていた蛮勇時代を思い出す。岡崎京子『ヘルタースケルター』(祥伝社)を読めば釈由美違います!ビデオで『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』観てもちっとも面白くなく、『メメント』観ても5分後には忘れて、『メグレ赤い灯を見る』なんとなく面白かった。会社では夏休みを何日とるかの話。夏休みって有給なんだ、わかっちゃいたけど、声に出さずにいられない。俺、有給無い。同僚爆笑。やすきよの血?ポスタル・サービス『GIVE UP』、エレクトリック・フォークって歌詞の無いもののことだと思ってた、胡蝶の夢、青。松尾スズキ『同姓同名小説』(ロッキング・オン)読む。仰げば尊い最高峰。URCカバー『Discover URC』、にちゃにちゃとまたぞろふらかんみかみかんをうたい。今となれば、あの時先生は「あなたは、易きに流れてる」って言ったんじゃないか、とも思われ、よく考えれば、そう言っていたに違いなく俺は易きに流れてるってことはまぎれもなく事実であり、そうであるならば、失礼な、ようし見てろよ先生よ、俺はこれから毎日が夏休みとするから、どこまで流れるか、それは知らないのだけれど、沈んだかと思えば、プカと頭を出し、口から潮を吹き、陽気にハイジャンプ、と、鮫に食われ、バイ・バイ・ジュピター、俺、そんなにも涙ぐましい努力をもってこれから毎日を夏休みとしなければならない。やだよ。
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