無断欠勤日記

2003年7月3日
無断欠勤を続けた。朝目覚めると身体中にささやかな痺れを感じ、それだけで会社を休んだ。二日目の今日もそうだった。目覚めると、ささやかな痺れ。そのまま、また睡眠に入る。

こんな夢をみた。

目が覚めると、俺の部屋が会社になっていた。会社とはいえ俺の部屋であることは間違いなく、上司などが入ってこれないよう戸締りを厳重に行ったりしていると、既に部屋の中にはチンピラのような若者が数人いるということが悟られた。脅えながらも、なんとなく御しやすい感じの顔立ちをしているように見えたため、とりあえず外に連れだし、食事などをして遊んでから、突然一人で逃げ出し、またアパートに帰って鍵を掛けると、部屋の中には黒い影が二つ動いていた。

こんな夢をみた。

俺は合コンの席にいた。4対4でかなり盛りあがって、勢いで隣の女の子の胸をついたりして、こういう場も久しぶりだが、いいなあと思った。その後、何故か会社に行った。会社ではみんな帰り支度をしていた。男3人女3人の同僚が連れ立って席を立っていったので、「これから合コンですか?」と後ろから声をかけると、振り返った女性は女装した男だった。


本当に起きた。夕方頃。会社から携帯に着信があり、留守電もあった。部長からだった。「体調が悪いと聞いてる。(誰が言ったんだろう)心配しているから、連絡くれ。」 文字にすると愛情のこもっているような感じだが、その声にはプリティ長嶋に似た顔同様に持っているいつもの愛嬌はなく、非常に事務的で、不安感に何も手につかなくなった俺は、屈した思いをした。でも、電話はいれられなかった。俺は申しわけないことをした。そして、更にそれを重ねている。俺は、駄目だ。またささやかな痺れを感じ、ベットに倒れこむ。『マイ・プライベート・アイダホ』のリヴァ−・フェニックスのようだな俺は、という感じで。

寝れるわけがない。屈託した思いを抱えて、外を歩いて、本を買って喫茶店に入って読んだ。森達也の『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)。時折、文章から俺の絶望的な未来が暗喩されていると感じたりして胸を詰まらせたが、途中からはのめり込んで一気呵成に読み上げた。面白かった。そのおかげでここ数時間は気分が楽になっている、と言ってもいい。明日からは、俺は人の4倍働くぞ。本の内容には関係ないが、そういう気持ちにもなるってもんで、グレムリン斎藤さまに感謝すべきだ。ありがとうございました。

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