午後1時過ぎに起床。こういう時も慌てず走らず押さない、新宿行って、CD買って、エリック・フォン・シュミットの『2nd RIGHT 3rd ROW』、幻の名盤。しかも、こんな暑くて気だるい午後に聴くにはうってつけときてるから、まことに絶妙なタイミングで再発となったものだ。涼しい喫茶店に入り、氷の彫刻のような傑作、三島由起夫の『純白の夜』(角川文庫)を読んだ。そしたらいつのまにか5時になり、俺はやっと会社に行く。「外回りしてました」「おつかれさま!」「この後予定があるので、もう帰ります」「ごくろうさん!」 一点の曇りもない慰労の言葉を背中に受けても、それで甘ったるい悔恨の念を感じるほど、俺はお坊っちゃんじゃないから幸せだ。そんな話をサカナに、友人と酒を交わす。今度は、かさぶた剥がすように告白めいて、だってそれが大人の嗜みってもんだろ。そうじゃねえかよ。ドント・トラスト・オーバー23。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索