パンチラの見方 その2
2003年6月19日もしかしてキミ、まだしゃがんでパンチラみたりなんかしてるの? ありゃりゃバレバレだよ。やめたほうがいい、ほら、あそこにる屈強な男がさっきからじっとこっちをみてるじゃないか、目つきがだんだん険しくなって。キミだめだよ、もっと頭を使わなきゃ。キミのその手に持っている、重いものがいっぱい入ったカバン、なんて重そうなんだろう。とかく屈辱の多い仕事だよねえ、営業マン。まてまて、怒るな、わかってるから、それでも頑張っているキミに僕は知恵をつけてあげようっていうんだよ。エスカレーター。前にはミニスカのお姉さんがいるね。さあ、カバンをエスカレーターに乗せて、待てッ、1、2、3、よしキミも乗るんだ。それから、ごく自然にカバンに顔を近づけるんだよ、上を向いてごらん。ねえ、キミ、仰角75度が達成されました。ちょっとすごいだろう。やあ、そんな嘆賞をたたえた眼でみつめないでよ。だんだん目つきが険しくなって、あれ、なに、やめてよ、僕を捕まえようって気かい。それならば僕にも考えがあるぞ、キミのこれまでの犯罪全部吐いちゃうからな。僕はなんでも知っているんだから。ふん、いまさら謝っても遅いんだから。え、なに、うん、うん、うん、うん。あはは、そうだったの。なあんだ。僕も冗談のつもりで。だって、そうじゃない、僕とキミとの仲じゃない。よ〜し、じゃあ今度は電車に乗ってフロントパンチラでも見にいくか!
僕と僕との会話。ドストエフスキー『二重人格』(岩波文庫)を読む。身につまされる。それはともかく、レッド・ツェッペリンの3枚組ライブ盤『HOW THE WEST WAS WON』が良過ぎ。座右にレコード・コレクターズを置いて(座右の名著!)、ずっと聴きっぱなしだ。めくるめく、めくるめく、めくるめく、いわく言い難し。名盤。
僕と僕との会話。ドストエフスキー『二重人格』(岩波文庫)を読む。身につまされる。それはともかく、レッド・ツェッペリンの3枚組ライブ盤『HOW THE WEST WAS WON』が良過ぎ。座右にレコード・コレクターズを置いて(座右の名著!)、ずっと聴きっぱなしだ。めくるめく、めくるめく、めくるめく、いわく言い難し。名盤。
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