アカデミズムと芝居

2003年6月15日
ラーズの『LOST LA’S 1984-1986 BREAKLOOSE』とパステルズの『SITTIN’ PRETTY』、本当にいいアルバムだから、こんな曇り空の下でも、実にそれは限りない名盤であるよ。東大教養学部に向かって叫んだ、俺のアカデミーへの色気。こまばアゴラ劇場で五反田団の『逃げろ女の人』観賞。何となく観終わってしまったが、今はデータベースと動物化の時代である。あの小さなスペースで、ストーリーとキャストと場面と観客が有機的で濃密なつながりを持ったとて、それが何か魅力になるかといえば、子供には分からないし、俺はそれを否定する。日常の再現ではなく、日常に持ち込んでも使えるネタ、それこそ欲しかった。それがどういうものであるかは、俺に聞かないで欲しい。きっと動物化って言ってみたかっただけだから。使いかた間違ってでもね。何度言えばわかる、アカデミーへの色気。

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